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2026/03/11new

3月11日校長講話及び知事メッセージ

| by 明和小-投稿管理者
今日の3月11日を前に、昨日、全校朝の会で子どもたちに伝えたことを記載します。
また、福島県知事からのメッセージを本日子どもたちに配付しましたので、ご覧いただければと思います。福島県のHPにも掲載されております(以下のリンク)
https://www.pref.fukushima.lg.jp/site/movie-now/ch-chiji-311message2026.html

全校朝の会

君たちが生まれる前、今から15年前の2011年(平成23年)3月11日の1446分、東北地方を中心とするマグニチュード9.0 震度7の大規模な地震が発生し、その後、最大40mの津波が発生しました。福島県内でも10m規模の津波が発生し、地震で壊れた家や建物がある中、津波が人々を襲い、その津波が、福島第一原子力発電所に大きな被害をもたらし、放射能が漏れ、多くの人が避難することになった大地震です。

幸い、会津や南会津に住んでいる人への避難指示は出されませんでしたが、浜通りや中通りの人が会津や南会津に避難し、県外に避難する人も多くありました。家をなくし、何か月も何年も避難生活をする人たちもいましたし、大きな被害がなかった場所でも活動を制限され、苦しい思いをしていました。

学校では、放射線から、身を守るために外遊びが禁止され、外出をできるだけ控えるようなお知らせをしていました。避難区域から遠く離れた場所でも、普通の生活ができなくなりましたし、避難区域から多くの転校生も受け入れてきました

そんな、生活制限や避難生活をする中で、多くの人が助け合いながら、困難をのりこえてきました。

こんなエピソードがあります。

〇避難所でお年寄りに毛布を分けてあげた小学生

〇知らない人同士でも挨拶して、声をかけあった

〇お店の人が食べ物を無償でみんなに分けた

〇全国の人が「何かできることはないか」を考え、募金や物資を送った

みんなが少しずつ助け合ったことが、多くの人の心や生活の支えになり、復興に向けて歩むことができました。

東日本大震災の後も、新型コロナ感染症が世界的に流行し、様々な生活が制限されたこともありましたし、2024年の1月には能登半島の大地震もありました。天候も大きく変わっていて、ここ数年大雨による洪水、猛暑、記録的な大雪などもあります。まずは、自分の命を守ることがとても大切ですし、それができた人が他の人を助けることができるということを知っておいてください。そして、今、普通に生活できることも、決して当たり前ではないということも意識してほしいと思います。だからこそ、私たちは普段からできる助け合いを大切にしていかなければならいのです。
みなさんは、毎日の学校生活の中で何ができますか?

周りの人に迷惑をかけないこともその一つですし、誰かが、困っていることに、気づき、考え、よい行動を実行していくこともその一つだと思います。

すでに、皆さんの中には進んで、助け合うよい行動がとれている人も多くみられます。

でも、世の中には、その反対に人の心や体を傷つけたり、聞いている人が嫌な言葉を人に投げつけたりする人がいます。直接でなくても、ゲームやSNSなどを使って行う人もいます。これは、いじめや暴力行為という犯罪行為です。それが、君たち子ども同士であっても、大人に対してであっても、絶対に許されることではありません。東日本大震災が発生した時、新型コロナ感染症が流行していた時、そして、これからもどんな災害が起こるか分かりません。

そんな時に一人ぼっちにならないよう、だれとでも助け合い、力を合わせられるような人にならなければなりません。今年度、最後となる全校朝の会の校長先生の話です。君たちの心に届いていることを願います。


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