ただみ・モノとくらしのミュージアムでは、現在第2回テーマ展「身につける民具(モノ)」を開催中です。この展覧会では、当館所蔵の民具の中でも、“身につける民具”を集めて展示をしています。国指定民具の仕事着コレクションには、1940年代ごろから2000年ごろに用いられた伝統的な仕事着が集められています。只見の人々は仕事着を自分で作って、当て布や刺し子で補強しながら、仕事がしやすいものに工夫して一着を長く着ました。仕事着の素材は綿・麻などの自然素材で、織り方や模様は江戸時代以来の伝統的なものです。会場には、虫めがねを用意しています。虫めがねを使って、丁寧な織り目や編み目、文様を見てみてください。写真は展示風景の一部と、バンドリという背中当ての編み目です。
会期:2024年2月6日(火)~2024年6月16日(日)